山野散策の記録

トレッキング、登山、キャンプなど行った先々での出来事を、その時の記録としてアップしています。また、「くちコミ情報」は、個人的おすすめ場所です。良かった!旨かった!などをご紹介。
山やアウトドアーへ出かける前には、必ず道路情報、天気情報確認しましょう。

■井原山 2006年9月3日 天気 晴れのち曇り

オオキツネノカミソリ群落の花の後

井原山(標高983m)へ。何度行っても良い山です。
今回のルートは瑞梅寺ダムから車で入り、水無鍾乳洞の駐車場に車を止め、駐車場から1時間10分ぐらい歩けば山頂となるコース。途中急坂もあるけど、登山というよりもトレッキングといったコースです。
 この山のメインはオオキツネノカミソリ群落。この花の頃は県内外からの登山者に溢れ、人の渋滞が出来ることもあり、その頃に一度行きましたが、あまりの多さにそれっきり^^;。この群落を見たい方は、出来るだけ平日か早朝に来るのが得策だと思います。また登山口近隣の住人に迷惑をかけぬよう決められた場所に駐車しましょう。また、植物の持ち帰りは絶対禁止!オオキツネノカミソリに限らず、山野草をむやみに盗掘しない!持ち帰らない!そこにあるから美しい。

 私達夫婦は、あえてオオキツネノカミソリの時期を外してこの山に来ます。私のメインは山を楽しむこと!植物観察するため、登り1時間10分ぐらいのコースを3時間ぐらいかけて散策します。
主人とは待ち合わせ場所を決め、それぞれが歩きたいように山を楽しみます。こんなことが出来るのは九州の山だからでしょうね~。熊がいないから…。

 今日のオオキツネノカミソリ群落は既に花びらが落ち、坊主頭状態(上記写真)。大きなカタツムリの抜け殻がありました。中身の本体はどうしたんだろう?動物に食べられたかな?それと風で落ちたのでしょうか?若くて青々したドングリも落ちてました。カタツムリの殻と記念撮影。

井原山は既に秋ですね。オミナエシ、ヤマホトトギス、ヒメキンミズヒキ、ガンクビソウ、ミヤマタニソバ、ボタンヅル、クサアジサイ、ヌスビトハギ、ミズヒキ、ギンミズヒキ、ハグロソウ、ヤブラン、サイヨウシャジンなど初秋の花々が賑やかに咲いてました。どれも地味な花ですが、入れ替わり立ち替わりと忙しく賑やかな山です。

今回はアブに追いかけられました。そろそろスズメバチにも要注意の季節です。以前、大崩山でクロスズメバチ(地バチ)に数カ所刺され、痛い!かゆい!と酷い目にあいました。皆さん気を付けましょう!


久住連山 2004年11月27日、28日 天気/両日とも晴れ

三俣山の山頂より、霧に浮かぶ根子岳を望む
早朝から久住方面へ。久住は、かなり冷え込んでました。多分朝方は0℃以下だったかと?
久住の北側や陽が当たりにくい場所には、霜柱がビッシリ。水溜まりにも薄く氷が張ってました。
牧の戸峠にも「朝、夕、道路凍結の恐れあり」と警告情報。28日の朝8時前頃でも牧の戸から長者原への道路の端が凍結し、うっすらと白くなってました。

●9月27日 晴れ

牧ノ戸→黒岩山→大崩ノ辻分岐→大崩ノ辻の途中まで→途中から上泉水と大崩ノ辻の間辺りへ戻る→大崩ノ辻分岐→黒岩山山頂を通らず牧ノ戸へ
大崩ノ辻方面はツクシシャクナゲの群落(原生林のようであった)があり、その季節になれば良さそうだが、あまり人が入ってないせいか、登山道が荒れていて、崩落箇所や難所(水無しの沢の後があり、倒木や枝、枯れ葉が降り積もり地面が埋もれ、足元が不明、藪こぎ好きには良いかも)が多そうである。地面が見えやすくなるころであれば少しはマシかも、素人登山の方は要注意。ここのツクシシャクナゲ群を見たければ、上泉水と大崩ノ辻分岐の間辺りから大崩ノ辻へ下って眺めるのが良いのではと思った。
登山のガイド本に従って、黒岩山→上泉水→下泉水と普通に登山道を取った方が春から夏にかけて楽しめそうなルートだと思う。

●9月28日 晴れ

長者原→指山→三俣(北峰)→三俣山→三俣(西峰)すがもり越の峠(すがもり小屋)→イオウ採取場→寒の地獄→長者原
指山から登る三俣(北峰)は相変わらず険しい急斜面。シャクナゲの群落や中低木の樹木の幹が無かったら、掴む物もなく、もっと険しいところではと思う(私レベルではね^^;)。垂直に立ててある脚立の難所(現在は台風で崩落)には前回来たときと同じようにツララがあった。北峰山頂手前で、難所があるが、山頂に向かって目の前の岩を手探りで登る箇所あり。
北峰まではシャクナゲの群落を、登る姿勢での目の高さで見ながら登れるところだ。春にはナツツバキ、イワカガミ、ドウダン、ツクシシャクナゲ、ミヤマキリシマ、コケモモ(あるかも?)の花に圧倒されることだろうと思う。
西峰からすがもり小屋へ下りる道は、冬から春にかけては要注意。霜柱が早くに溶け、地面が滑りやすい。足元に注意。雨ヶ池へ下る道の方が危険ではあるが、こちらの方がまだましかも。
すがもり小屋から長者原への登山道はあいかわらず荒れたまま。途中、いつ岩が落ちてくるか解らない危険箇所もあり。何もなければ良いがゾッとする場所である。

法華院でキャンプするには、一番楽な登山道であると思うけど。面白みは無い。


山野散策の記録は、環境が変わり続けることができんくなりました。
いずれまたタイトルを変え復活するでしょう。